まちスコア

用語集

まちスコアのランキング・指標・統計用語の意味をまとめたページです。

1. ランキングカテゴリ

住みやすさ総合

その街が暮らしやすいかどうかを、安全・所得・住居コスト・教育・医療・利便性の6つの面から総合評価した点数。

6つのスコアをそれぞれ全国1,917市区町村の中での順位に直し、0〜100点に換算。重要度に応じた重み(安全20%・所得20%・利便性20%・住居コスト15%・医療15%・教育10%)をかけて合算する。どれか1つが極端に低いと総合点も大きく下がる計算方式を採用しており、弱点のある街を見落としにくい(仕組みは「加重幾何平均」の項を参照)。

治安

その街で犯罪がどれくらい少ないかを示す点数。数字が高いほど安心して暮らせる街。

警察庁の刑法犯認知件数データを使用。人口1,000人あたりの犯罪件数を全国順位に直して0〜100点に換算(件数が少ない街ほど高得点)。人口が少ない街は犯罪件数のブレが大きく「たまたまゼロ件」で満点になるのを防ぐため、全国平均に一定の割合で寄せる統計処理(ベイズ縮約)を行っている。さらに、ランキング上位を比較しやすくするため人口3万人未満の自治体は Top 50 から除外している(個別ページは通常どおり表示)。なお 100 点は「全国トップ水準」であって「犯罪ゼロ」を意味するものではない。

子育てしやすい街

暮らしやすさ全般と、保育所や小児科など子育て環境の充実度を合わせて、子育て世帯にとって住みやすいかを評価したランキング。

住みやすさ総合スコア40%と子育てスコア60%の重み付き平均で算出。総合力と子育て特化の両方を反映する。

医療

その街で病院や医師にかかりやすいかを示す点数。数字が高いほど医療が身近にある街。

人口あたりの医師数・病院数・診療所数を組み合わせて全国順位に直し、0〜100点に換算。

若者・単身向け

収入の得やすさと、買い物・飲食のしやすさの両面から、若者や単身者にとって暮らしやすいかを評価したランキング。

所得スコアと利便性スコアの平均値でランキングを算出。仕事と生活のバランスが取りやすい街ほど上位。

利便性

買い物や外食などの日常生活がどれくらい便利にできるかを示す点数。

人口あたりの小売店・飲食店の数を全国順位に直して0〜100点に換算。お店が多い街ほど高得点。

所得

その街に住んでいる人の平均的な収入水準を示す点数。数字が高いほど所得が高い人が多い街。

総務省「市町村税課税状況等の調」から、納税者1人あたりの課税対象所得額を全国順位に直して0〜100点に換算。

住居コスト

その街で家賃が収入に対して重くないかを示す点数。数字が高いほど家計への負担が軽い街。

家賃を所得で割った負担率を全国順位に直し、負担が軽い街ほど高得点になるよう換算。家賃統計が公表されていない自治体では、地価と所得の比から推定した値を代用する(実測値と近い傾向であることを確認済み)。推定値を使った場合はスコアカードに「推定」バッジを表示。

教育

その街で学校が身近にあるかを示す点数。数字が高いほど教育施設が充実した街。

文部科学省「学校基本調査」から、人口あたりの小学校・中学校・高校の数を全国順位に直して0〜100点に換算。

シニア向け

医療のかかりやすさと治安の良さから、シニア世代にとって安心して暮らせるかを評価したランキング。

医療スコアと治安スコアの平均値でランキングを算出。長く安心して暮らせる街ほど上位。

人口が増えている街

他の街から引っ越してくる人が増えているかを示すランキング。数字が大きいほど人気が高まっている街。

住民基本台帳人口移動報告から、「転入者から転出者を引いた数」を人口で割った比率を使用。プラスが大きいほど人気・成長している街と判定。

2. 詳細指標

子育て指標

保育所に入りやすいか、小児科が近くにあるかなど、子どもを育てる環境が整っているかを示す点数。

認可保育所の定員充足率(定員÷申込者数)、待機児童の有無、15歳未満の子ども1人あたりの小児科診療所の数を組み合わせて算出。出典は厚生労働省「社会福祉施設等調査」。

気候データ

その街の気温・降水量・日照時間・降雪量・湿度など、住んだときに感じる気候の特徴をまとめたデータ。

気象庁アメダスの平年値(1991〜2020年の30年平均)を使用。年平均気温・1月の気温・8月の気温・日照時間・年降水量・降雪量・湿度を表示。市区町村の中心地点から一番近い観測所のデータを紐付け、観測所名と距離も併記する。気候は地域差が大きく一概に良し悪しが付けられないため、スコアには使わず街の雰囲気を知るための参考情報として提示。

通勤・交通手段

その街の住民が通勤・通学にどんな手段(鉄道・車・自転車・徒歩・在宅)を使っているかの割合。街の暮らし方の傾向がわかる。

国勢調査「利用交通手段別就業者数」から割合を算出。スコアには含めず、「車社会の街」「鉄道通勤が多い街」などのライフスタイルを掴むための参考情報として表示。

大気環境

その街の空気のきれいさを示す点数。数字が高いほど大気汚染が少なく空気のきれいな街。

国立環境研究所(NIES)の大気汚染常時監視の年間値から、PM2.5・光化学オキシダント(Ox)・二酸化窒素(NO2)・浮遊粒子状物質(SPM)を取得。健康への影響度に応じた重み(PM2.5 40%・Ox 25%・NO2 20%・SPM 15%)で合算し、汚染物質が少ない街ほど高得点になるよう換算。測定局の無い自治体はデータなし。

土砂災害リスク

その郵便番号エリアに、崖崩れや土石流の危険がある区域がどれくらい含まれているかを示す指標。

国土数値情報の土砂災害警戒区域データ(A33)を使用。郵便番号エリアが警戒区域・特別警戒区域とどれくらい重なっているかを計測して 0〜100 点に換算する。

洪水リスク

大雨で川が氾濫したときに、その郵便番号エリアが浸水する可能性と深さを示す指標。

国土数値情報の洪水浸水想定区域データ(A31)を使用。郵便番号エリアが想定区域とどれくらい重なるかを、浸水の深さランクに応じて重み付けして算出。

津波リスク

沿岸部で想定される最大規模の津波が来たときに、その郵便番号エリアがどれくらい浸水するかを示す指標。内陸県はデータなし。

国土数値情報の津波浸水想定区域データ(A40)を使用。郵便番号エリアが想定区域とどれくらい重なるかを、浸水の深さランクに応じて重み付けして沿岸県の郵便番号に付与。

地震リスク

その郵便番号エリアで、今後30年以内に大きな揺れ(震度6弱以上)が起きる可能性の高さを示す指標。

防災科学技術研究所(J-SHIS)が公表する 250m 四方の区画ごとの地震動予測データを使用。郵便番号エリアの中心に一番近い区画のデータを採用し、今後30年以内に震度6弱以上の揺れが起きる確率を 0〜100 点に換算する。

3. 統計用語

加重幾何平均

複数のスコアに重要度(重み)をかけて合算する計算方式のひとつ。ふつうの平均と違い、どれか1つが極端に低いと全体も大きく引き下がるのが特徴。

たとえば「治安はとても良いが医療はとても弱い街」で、ふつうの平均だと中間的な点数に収まるが、この方式では医療の弱さが全体に強く響く。まちスコアの総合点は「弱点のある街を見落とさない」ためこの方式で算出している。

パーセンタイル順位

ある値が全体の中で下から何パーセントの位置にあるかを示す指標。まちスコアではこれを 0〜100 点に変換して使っている。

たとえば「75点」は、全国1,917市区町村の中で上位25%に入ることを意味する。絶対値そのままではなく「全国の中での立ち位置」で表すことで、他の街と比較しやすくなる。

全国中央値

全市区町村のデータを小さい順に並べたときの真ん中の値。平均と違い、飛び抜けた値に引っ張られにくいのが特徴。

各スコアカードには中央値を併記しており、「自分の街はこの指標で全国の真ん中よりどれくらい上か/下か」が一目で分かるようにしている。

欠損値処理

データが取得できない指標は「—」で表示し、総合スコアの算出からは除外する扱い方のこと。

小規模な自治体では統計が公表されていないことがあり、その場合は該当カテゴリを「データなし」とする。総合スコアは欠けている指標を外し、残った指標の重みを配分し直して計算している。

より詳しいデータソースや算出方法はデータカバレッジ運営者情報をご覧ください。