まちスコア

共働き世帯におすすめの自治体ランキング全国 TOP50|保育・利便性・所得で総合評価

共働き世帯にとって住みやすい街は、独身・専業主婦/主夫世帯とは異なる視点が必要です。保育園に入れるか、買い物・飲食・行政手続きが効率的にこなせるか、所得水準と通勤動線が両立するか。本ガイドでは、子育てスコア(35%)・利便性スコア(35%)・所得スコア(30%)の重み付き平均で「共働き世帯総合スコア」を算出し、TOP50 を抽出しました。

全国の統計サマリー(対象 1,193 自治体)

中央値

49.4

平均

49.5

最大

80.7

最小

16.6

ランキング TOP50

対象は人口 1 万人以上の自治体(政令市は親市に集約)。値は子育て 35% × 利便性 35% × 所得 30% の重み付き平均で算出した共働き世帯向け総合スコアです。

順位自治体
1中央区東京都80.7
2豊島区東京都80.2
3渋谷区東京都80
4杉並区東京都79.5
5新宿区東京都79.4
6品川区東京都79.4
7台東区東京都79.2
8港区東京都78.9
9目黒区東京都78.8
10千代田区東京都78.7
11江東区東京都78
12中野区東京都78
13大田区東京都77.8
14文京区東京都77.7
15川崎市神奈川県76.9
16横浜市神奈川県76.9
17世田谷区東京都76.8
18名古屋市愛知県76.7
19墨田区東京都76.5
20練馬区東京都76.1
21武蔵野市東京都75.8
22さいたま市埼玉県75.7
23北区東京都75.6
24千葉市千葉県75.5
25京都市京都府75.2
26葛飾区東京都75.1
27大阪市大阪府74.7
28市川市千葉県74.6
29神戸市兵庫県74.4
30徳島市徳島県74.4
31つくば市茨城県74.4
32荒川区東京都74.3
33金沢市石川県74.1
34板橋区東京都74.1
35福井市福井県74
36調布市東京都73.8
37仙台市宮城県73.6
38静岡市静岡県73.5
39豊中市大阪府73.2
40高崎市群馬県73.1
41足立区東京都72.7
42那覇市沖縄県72.6
43前橋市群馬県72.6
44江戸川区東京都72.5
45大津市滋賀県72.2
46甲府市山梨県72.2
47広島市広島県72
48鎌倉市神奈川県71.8
49宇都宮市栃木県71.8
50藤沢市神奈川県71.7

このランキングを見るときの注意

このランキングは「保育園への入りやすさ・生活利便性・所得水準」の 3 軸で合成しています。通勤利便性(最寄り駅・路線・所要時間)は本スコアには含まれていないため、最終判断では生活動線を別途確認することをおすすめします。

都市圏の中堅住宅地(東京都市部・神奈川ベッドタウン・大阪北摂など)が上位に来やすい構造です。逆に、保育所には入りやすいが利便性が低い地方の小規模自治体は、本スコアでは中位以下になりやすくなります。

住居コストとのバランスは別軸です。本ランキング上位は住居コストも比較的高い自治体が多いため、家計設計と組み合わせて見ることをおすすめします。

上位の街をピックアップ

1 位中央区東京都 ・人口 169,179
なぜ上位なのか
日本橋・銀座・築地など商業集積の中心で、所得水準が日本トップクラス。保育所整備にも力を入れており、共働き向けの利便性スコアも極めて高水準です。「保育園に入れて、職住近接で稼げる街」として共働きランキングで 1 位に入ります。
注意したい点
住居コストは全国でも上位。子どもが大きくなると公立校の選択肢が限定的で、私立校志向の家庭が多いエリアです。
向いている人
都心勤務の高所得共働き世帯、職住近接を最優先する DINKs・ファミリー層、保活も住宅費も気合いで乗り切れる層。
2 位豊島区東京都 ・人口 301,599
なぜ上位なのか
池袋・巣鴨・大塚など多路線が交差する利便性最強エリア。所得水準も中堅以上で、保育所整備にも近年力を入れています。職住近接・通勤短縮・買い物の選択肢の広さが共働きスコアを押し上げています。
注意したい点
住居コストは 23 区内では中堅だが、それでも全国上位。池袋駅周辺は商業密度が高く、住宅地としては駅から離れたエリアを選ぶ必要があります。
向いている人
都心北西エリア勤務の共働き世帯、複数路線の選択肢を求める世帯、JR 山手線・地下鉄各線を組み合わせて通勤したい層。
3 位渋谷区東京都 ・人口 243,883
なぜ上位なのか
IT・クリエイティブ・メディア産業の中心で、所得水準が日本トップ層。広尾・松濤・代々木上原などの住宅地と、渋谷・原宿・恵比寿など商業エリアが共存。共働き世帯にとっての職住近接・利便性・所得の三拍子が揃います。
注意したい点
住居コストは港区と並ぶ全国最上位。子育て世帯にとっては保育所競争率が高く、住居選びと保活の両方で工夫が必要です。
向いている人
IT・クリエイティブ系の共働き高所得世帯、夜間活動が多いプロフェッショナル DINKs、外資勤務の共働き層。

データ出典

こども家庭庁保育所統計 / 経済センサス / 総務省「市町村税課税状況等の調」を統合各軸の最新公表年度(2023〜2024)

共働き世帯にとっての「住みやすさ」とは

共働き世帯の住み替え検討では、独身世帯やシニア世帯とは違う視点が前面に出ます。「子どもの預け先(保育園)」「平日夜・週末の生活効率(買い物・飲食)」「世帯としての所得水準」の 3 つは、共働きの維持と両立できる街かを左右する基本条件です。

本ガイドでは、これらに対応する公的統計ベースのスコア(子育て・利便性・所得)を重み付き平均で合成しています。子育てと利便性をそれぞれ 35% で並べているのは、両方とも共働き継続の前提条件となるためです。所得スコア 30% は世帯としての経済力の代替指標として使っています。

通勤利便性は本スコアに含まれていない点には注意してください。最終判断では、夫婦それぞれの勤務地から通勤可能な範囲で本ランキングを絞り込むのが現実的な使い方です。

上位に入りやすい自治体の傾向

1 つ目の傾向は、東京都市部の中堅住宅地(武蔵野市・三鷹市・国立市・国分寺市・小金井市など)です。子育てスコア・利便性スコア・所得スコアのすべてが高水準で、共働き世帯にとってバランスの良い選択肢が並びます。

2 つ目は、大阪府北摂エリア(豊中市・吹田市・茨木市・高槻市・箕面市)と兵庫県阪神間(西宮市・芦屋市・宝塚市・伊丹市など)です。これらは関西圏の共働き世帯にとっての伝統的な選択肢で、本スコアでも上位に入りやすくなります。

3 つ目は、千葉県のベッドタウン(浦安市・市川市・船橋市・流山市など)と神奈川の郊外都市(横浜市の郊外区・川崎市の中原区・武蔵小杉周辺)です。共働き世帯向けの保育所整備が進み、商業集積もあるため、利便性と保育所入りやすさを両立しやすい候補です。

4 つ目は、地方中核都市の中心区(仙台市青葉区・名古屋市の中央区・福岡市中央区・札幌市中央区など)です。所得水準が地方の中で相対的に高く、保育所キャパシティと商業集積も整っています。

共働き世帯が見落としがちな視点

1 つ目は、保育園の「点数」と「希望順位」です。本ランキングは「保育所への入りやすさ」を集計値で見ていますが、実際の保活は世帯の点数(保育の必要度)が物を言います。共働きフルタイムでも、人気園では点数が足りないケースもあるため、自治体公式の入所要綱・点数表を必ず確認してください。

2 つ目は、夫婦どちらかが体調を崩したときのバックアップです。病児保育の整備状況、ファミリーサポート制度、近隣の親族の有無などは、共働きを続けるうえで決定的な要素になります。本スコアでは見えないので、自治体公式 HP で別途チェックすることをおすすめします。

3 つ目は、家事代行・食材宅配・ベビーシッターなどのサービスインフラです。これらは利便性スコアに部分的に表れますが、地方都市では選択肢が少なくなる傾向があります。共働きをラクに続けるためのインフラは、上位自治体の中でも事前に確認したほうがよいポイントです。

ライフステージ別の使い方

未就学児がいる共働き世帯は、本ランキング上位から「保育園に確実に入れそうな自治体」を最優先で絞ります。本サイトの個別自治体ページで、待機児童数・保育所定員・占有率の絶対値を確認しておくとよいでしょう。

就学児がいる共働き世帯は、本ランキングに加えて「教育環境」「学童保育の整備度」も重要になります。学童保育は自治体公式 HP で別途チェックする必要があります。

DINKs(子なし共働き)世帯は、子育てスコアより利便性・所得・通勤動線の重要度が上がります。本ランキングでは子育てスコアの重みが大きいため、DINKs 世帯は「住みやすさ総合ランキング」「東京近郊で住みやすい街ランキング」と組み合わせて見るのも有効です。

本ランキングの使い方フロー

1 ステップ目: 本ランキング上位 50 から、夫婦の勤務地から通勤可能な範囲の自治体をピックアップします。

2 ステップ目: 各候補について、自治体公式 HP で保活点数表・病児保育・学童保育・移住支援などをチェックします。これらは公的統計ベースの本スコアでは見えない要素です。

3 ステップ目: 本サイトの個別自治体ページで 8 軸スコアの内訳・住居コスト・治安を確認し、家計とのバランスで最終判断します。郵便番号 7 桁ページでは町丁目単位の災害リスク・最寄り駅も見られるので、実際の住居選びに使えます。

よくある質問(FAQ)

なぜ子育て・利便性・所得の 3 軸を合成しているのですか?

共働き世帯の住み替え検討では、保育園に入れるか、平日夜・週末の生活効率、世帯所得水準の 3 つが核になります。これらをロバストに測れる公的統計ベースのスコアを重み付きで合成しています。

通勤利便性は反映されていますか?

本スコアには直接含まれていません。最終判断では、夫婦それぞれの勤務地から通勤可能な範囲で本ランキングを絞り込むのが現実的です。

DINKs(子なし共働き)にも本ランキングは使えますか?

使えますが、本スコアでは子育てスコアの重みが大きい(35%)ため、DINKs 世帯は「住みやすさ総合ランキング」や「平均所得が高い自治体ランキング」と組み合わせて見ると、より自分のニーズに合った街が見つけやすくなります。

共働き世帯にとっての保育園の入りやすさはどう見ればいいですか?

本ランキングは集計ベースの「入りやすさ」ですが、実際の保活は世帯ごとの点数(保育の必要度)が物を言います。共働きフルタイムでも、人気園では点数が足りないケースもあるため、自治体公式の入所要綱・点数表で必要点数を確認してください。

病児保育や学童保育の充実度は反映されていますか?

本ランキングには反映されていません。これらは自治体独自施策で、公式 HP でしか正確な情報が得られないため、最終判断では各自治体の子育て支援ページもチェックすることをおすすめします。

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